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シルバーについて

スターリングシルバーとは?

sterling silver というのは法定の純度を含む銀という意味で92.5% の銀を含めばスターリングシルバーと呼ばれます。

92.5%の銀は銀製品としてポピュラーではありますが品位が下がります。

シルバー925とは、銀の含有率のことで、銀が92.5%含まれているということです。残りの7.25%は銅やニッケルなどの金属を混ぜて強度を上げているのです。

銀はとても柔らかく、少し力を入れると歪んだり、曲がったりと加工をするのにも大変な作業であり、使用するにも取り扱いづらい強度のため、混ぜて最適な強度にしています。

法律でも銀の含有率が92.5%であれば純銀となっています。7.5%の不純物が入っているようにも感じられますが、合金にすることによって加工ができ、日常で使えるようになるのです。

欧米ではSTERLINGの刻印が押され、”価値のある銀”とも称されています。

そもそも名前の由来は、プランタジネット朝、初代イングランド王ヘンリーII世(在位1154年~1189年)の時代に銀貨の鋳造を担うようになったスターリング家に因み、「Sterling Standard」となったことからスターリングシルバーと呼ばれるそうです。

シルバー950とは?

95%の純銀と5%の銀以外の金属によって作られた銀合金です。シルバー925より品位を上げて日常での使用には最適な強度です。

純銀とは?

まさしく100%銀でシルバー1000です。柔らかく加工もしにくいですが、輝きはやはり混ざり物とは一味違います。

シルバーについて

長期間密閉せず放置したり、汗をかいたり、天然温泉や海につかったりすると、黒く変色します。これは空気中や体内、温泉などに含まれる硫黄成分によって化学反応を起こすためです。

しかし”いぶし銀”という言葉もあるように、いぶし液に浸けシルバーの一部分を黒っぽくくすませることで、立体感を強調させる手法もあります。
この点を考えると、シルバーの変色は「味」や「渋み」とも言えます。

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