一般的には厚めの牛皮を植物タンニンでなめした素材のことを言います。
この革は、皮をなめし終わってからあまり手を加えず、染色や塗装を一切行なわずに素仕上げされた天然皮革のヌメ革のことです。
染色や塗装などをせず仕上げられた革ですので、表面は繊細で小さなキズや汚れが付きやすい特徴がありますが、革そのものの感触を一番味わえます。
革早い段階でニートフットオイルなどを加えた場合、革に溶け込んだ成分が紫外線に反応してサドルレザー独特の色に変化していきます。
変色もしやすく、太陽光に当たり日焼けすることによって色に深みが増し、手から出る脂や革自体に染み込んでいる油分が泌みだして、独特のツヤが表面に出てきます。
昔から乗馬用の馬具として長く使われて来たのがサドルレザー(鞍の革という意味)使い込むほどに何とも言えない独特のアメ茶色やツヤが出て、愛着が沸くのがこのサドルレザーの特長です。
使い込むことによって色合いが変化し、自分だけのアイテムとしてこだわりの逸品となります。